雑魚がクラウドファンディングのやり方を知り、実施してはダメな理由

 

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何がダメだったんでしょうね〜。

 

過激なタイトルにして申し訳ない。私は、猫の画像を適度に使ったり、やや過激なタイトルにしないと、数字が取れないのだ。

しょうもないことはさておき、本題に入ろう。先に誤解して欲しくないので言っておくが、私はただ彼を批判したいのではなく、彼のケースを元に、今後より良いクラウドファンディングの企画が立ち上がれば良いなと考え、この記事を執筆した。何かの参考になれば幸いだ。

矛盾学生クラウド出産ファンディング

冒頭に「お騒がせしました」とツイートしたクラウドファンディングの彼を知っているだろうか。彼は「出産クラウドファンディング」というバズワードを世の中に広め、CAMPFIREの世間的な認知の向上に一役買った。

いわゆる炎上商法だったのが、何をそんなに人々のネガを引き出すことになったのか。整理してみよう。一連の出来事や、問題だった点を挙げていく。

  • でき婚→お金ない→そうだ、クラファンをしよう。
  • 当の本人の計画性のなさ
  • 当の本人の努力不足
  • 自己中心的振る舞い
  • 圧倒的物乞い感
  • 実はお金持っているんじゃないか説
  • 「金銭的に不自由で子育てできない人の希望に」
    →この大義名分が、偽りの看板ではないか疑惑

炎上するに至ったのは、 一言でまとめると、彼の行動全般における「矛盾」だったのかと考えられる。基本的に人間というのは、「何かオカシイ」と思ったことに対して、口を挟まずにいられない生き物である。矛盾の極みだった彼には、毎回ツイートする度にえげつねぇ批評が飛ばされていた。

クラウドファンディングに必要なのは信頼

ラジオ番組にて十分な説明できなかったという旨のツイート。ブログ記事に個人的な話を存分に理解されるように書けば、良いのでは?

彼のツイートやブログ記事の一言一句は、類稀なる絶妙な”違和感”を感じさせてくれた。この文章を書いてる私も、違和感を感じたその一人だ。

一言突っ込まずにはいられない言葉を発するのが得意な生き物、それが炎上ブロガーがゆえに、多くの人間の反感を買ってしまったように思う。クラウドファンディング、ひいては、あらゆる活動における資金調達には”信用”が必要ということがわからなかったのだろうか。

とにかく、これが狙ってやったことであろうが、そうでなかろうが、今回の件に関して、彼が「過ち」だったことに気づけない限り、彼の先の人生は暗いかもしれない。

注目を集めても”信頼”を獲得できないと意味がない。言うならば、100000人から注目を浴びるより、10人から猛烈に信頼を獲得し、各1万円ずつ出資を募る方が現実的なのだ。

エゴを満たすのがクラウドファンディングではない

こんなことを言っても彼には響かないと思うが、彼はあまりにも無計画すぎた。クラウドファンディングというツール自体、そもそも彼が選択すべきではなかったかもしれない。案の定、社会性の欠いた企画では、到底、人を動かすことはできなかった。その証明にはなったのではないだろうか。

したがって、彼から学ぶべきことは、安易に雑魚がクラウドファンディングを実施してはいけないということだ。これは極論かもしれないが、エゴを満たすためにクラウドファンディングを実施してしまうと、手痛いしっぺ返しを食らってしまう。

信頼を切り崩した上、お金も集まらないし、この後、再起不能になってしまいかねない。

繰り返しになるが、雑魚はクラウドファンディングを安易に行ってはダメだ。

 

さて、ここで改めてクラウドファンディングの定義を再確認してみたい。私も含め、クラウドファンディングを勘違いしている人は多いはずなので。今後、正しいクラウドファンディングを行うとなった時の参考になればと思う。

クラウドファンディングとは

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そもそもクラウドファンディングとは何か。朝日新聞社が運営するA-portのアバウトページには以下のように定義されている。

クラウドファンディングとは、「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題を、こんなふうに解決したい」といったアイデアやプロジェクトを持つ起案者が、専用のインターネットサイトを通じて、世の中に呼びかけ共感した人から広く資金を集める方法です。

引用:クラウドファンディングとは|A-port 朝日新聞社

この定義によると、アイデアやプロジェクト自体は一見どんなものでも良さそうであって、クラウドファンディング自体に一定の制限があるように思えないが、大事な言葉が2文字で記載されている。

それは「共感」だ。

これはつまり、一見どんなものでも良さそうな起案ではダメということで、実際に世の中に呼びかけて、「共感」されるプロジェクトやアイデアでは無ければクラウドファンディングとして確立されないということだ。

こうしてみると、実は、一番難しい条件が課されているのだ。人々の「共感」を獲得することは、素人がなせる技ではない。と、まあ、たいていの雑魚は、このことには気づけないわけで。そんな雑魚がクラウドファンディングを呼びかけても、一銭も集めることができないというわけである。(もしくは審査落ち)

ちなみに、ブロガーがブロガーとして成功するために秘訣は、媚びること、すなわち共感を生み出すことだったりする。

雑魚は面白そうだからとりあえずクラウドファンディングに手をつける

共感できない謎ツイート

高知の某ブロガーは責任を取らないスタンスを確立しているので、若者に対してチャレンジさせるが、失敗して潰れても責任は取らない。

キングコング西野やホリエモンも安易に扇動しているように思う。彼の言いなりになってクラファンに挑戦するのも的外れ。てんで本質をつけていない。彼らは行間を飛ばしてクラウドファンディングをやれ、と言っているからだ。

素人は、行間を読まずして、とりあえずチャレンジしてみて取り返しのつかない失敗をする。行動だけで何とかなるほど企画は甘くない。どうすれば、人々の心を打つ社会性のある企画になるのか?どうすれば、より多くの人から共感を獲得できるのか?

直感で、人を巻き込んではいけない。

思考と行動。このバランスが大事なのだ。

クラウドファンディングでお金を集めるには強い社会性が必要

また、雑魚は気づかないが、そもそもクラウドファンディングは、エゴを満たすものではない。このことにすら気づけていない承認欲求を溺れた若者は非常に多い。

起案者は支援金額が目標に達したら、責任を持ってプロジェクトを遂行しなければなりません。資金を集めても万が一プロジェクトが頓挫すれば、自身が責任を負うことになります。目標金額の設定や、プロジェクトの計画、戦略、リソースに不備がないかどうか、各サイトに起案する前に十分企画を練る必要があります。 

引用:クラウドファンディングとは|A-port 朝日新聞社

彼は、プロジェクトを完遂してくれそうな、誠意をフォロワーに見せてくれていたか?彼は、プロジェクトが頓挫しても、自身が何らかの責任を負う覚悟はできていたか?

厳しい目で見ると、たくさんの抜け目が存在する。だからこそ、私は声を大にして言いたい。雑魚がクラウドファンディングを実施してはダメだということを。 

信頼は実績でしか勝ち取ることができないのだから。 

大義クラウドファンディング大義がゆえに。

代替法として、彼はこれからポルカを使うことを検討している。これに関しては賛成だ。彼の問題は彼のコミュニティに助けを求めるのが適切である。(最初からそうしていれば良かったと思うが...)

金銭的な理由で育児ができない問題を解決する!という志を掲げるには、その根拠とオーディエンスに対する説明が足りなかったように思う。

しかし、この失敗はなんだかんだ言って、彼の糧になることは間違いないだろう。これだけ不特定多数の人間から言葉を浴びさせられることは、普通に生きていたら、中々ぶちあたらない出来事だからだ。

共感を呼べない人は、黙々とバイトをして資金を貯蓄するしかない

さて、こんな偉そうにアレコレ言ってきた僕も、まだまだ若造で雑魚。なので、これからバイトへ行ってきます。ワタミンで圧倒的成長。ブラックテレアポで圧倒的成長!

祝日?休日?クラウドファンディングで儲けて優雅に過ごす?

 

甘えるな✊😡💢

 

くだらないツイートやブログを書いて、

圧倒的成長の機会損失をしては、いけない。

まだ、クラウドファンディングで消耗してるの?w 共感を呼べそうにない企画ならば、クラファンは成功しないだろう。